住宅ローンの返済

金利が変わり返済がキツイ

新婚夫婦

 

当初は住宅ローンの金利が固定で返済し続けてくれたのにも関わらず、途中から変動金利になり一気に金利が上がってしまうことで毎月の金利負担が家計にずっしりと圧し掛かるなんて話は良く聞きます。

 

これは、一定期間固定から変動への金利プランの変更をしたタイミングによります。

 

仮に景気拡大期だった場合、景気停滞期の固定金利とは比較にならないくらい金利が一気に上昇することがあり、そのタイミングで固定金利期間が満期を迎え、変動金利へシフトすると一気に金利が上昇し家計の大きな負担になります。

 

 

これを防ぐにはどうするかというと、もし固定金利期間満了後の金利相場が相対的に高い水準にあるようであれば、方法として住宅ローンの借換えという方法があります。

 

借換えというのは、現在の借入している金融機関から別の金利の低い金融機関へ住宅ローンをまるごと変えてしまうのです。

 

こうする事で金利負担は幾分低くなりますし、毎月の家計負担も軽減できる場合があります。

 

 

ただし金融機関の住宅ローン金利の相場というのは、概ねどこの金融機関も特別大きな差があるわけではなく、違いがあるといってもせいぜい0.2%から0.1%程度の差しかありません。

 

従って極端に金利負担が軽減できるという可能性は非常に低くはありますが、方法としては借換えくらいしか方法はありません。

 

住宅ローンの変動金利で苦しみたくないのであれば、世の中の景況感を敏感に感じ取りながら、景気縮小期に最低金利に近い金利で住宅ローンを組むしかないでしょう。

 

住宅や不動産というのは生ものですし、常に価格は変動しています。

 

そしてそれに伴い金利も変動していますので、タイミング次第では固定金利で得をする人も出てくるのです。

 

給料が減って返済がキツイ

住宅ローンを組んだ時にはちょうど景気拡大期で、世の中カネ余り状態の中で、給与もうなぎ上りで上がり続ける事を信じて止まなかった80年代でした。

 

しかし、バブルが崩壊して日本の景気が拡大期から成熟期へ、そして停滞期に入る2000年頃から住宅ローンの返済に苦しむ家庭が続出してきました。

 

 

例えば住宅ローンを固定金利で組んだのが1985年だったとします。

 

そして完済するのがその35年後である2015年だったとした場合、その間の出来事として、1985年のプラザ合意で事実上のバブル景気が始まり、銀行の住宅ローン金利は信じられないくらい高い金利でも、お客さんはたくさん集まってくる時代でした。

 

それが1990年代に入るとバブルが崩壊して、景気が総じて悪くなり消費は低迷し、やがて物が余るようになって来るため、物価が下落し給与も下がりだします。

 

組んだ当初は永遠に拡大し続ける景気を信じて止まなかった人達が、バブルに入る直前に組んだ住宅ローン返済に困窮しだします。

 

 

そしていよいよ返済が頻繁に滞るようになり、金融機関から住宅ローン債権保全のために差し押さえられ、処分されていきました。

 

これらは固定金利の典型的な失敗例であり実際に起きた事象なのですが、こういった事象を回避する為にはまず、金利プランを見直すことが重要です。

 

そしてなかなか難しいですが、もし固定金利から変動金利へ変える事が出来るのであれば、金利プランは変えるのも方法です。

 

但し固定より変動金利の方が若干金利は高くなりますので、よく検討する必要があります。

 

金利について詳しく知りたいならこちら(住宅ローン金利比較.jp

 

住宅ローン返済中に契約者が他界

住宅ローン契約実行中に多くあるトラブルの中で最も案件として多いのが、この契約者他界に関する相談です。

 

人生のおよそ半分という非常に長い時間を共にする住宅ローンですから、長い人生の中で起きる様々な事の中に、契約者の他界は十分に想定しうる事なのではないでしょうか。

 

ではこの住宅ローン返済中に契約者が実際に他界してしまうと、どういった事が起き、また残された家族はどのようなダメージが起きるのでしょうか。

 

 

まず、はっきりと言っておきたい事は契約者が仮に他界したとしても、残された家族にダメージは及びません。

 

なぜなら住宅ローン契約者の多くが強制的に団信と呼ばれる保険に加入させられているのです。

 

団信とは団体信用生命保険と呼ばれる住宅ローン専用の保険であり、契約者に万が一の事が起き、住宅ローンが正常に履行できなくなった時に団信が契約者に代わりその債務を返済してくれるのです。

 

 

これが団信の特徴で、一つの例として契約者死亡を上げましたが死亡に限らず、契約者が不慮の事故で半身不随になったり、不慮の事故で植物状態になるといった、他界までは行かずとも人間として正常に機能しなくなったような状態でも、団信の保険は適用されます。

 

団信が守りたいものは契約者の命ではなく、契約者の後ろにいる残された家族です。

 

従ってその残された家族が住宅ローンで悲しまないように、契約者に何らかのトラブルが起きて団信が出てきた時には、条件次第ではありますが全額返済してくれるのが団信なのです。